足が速くなるコツとは?小学生がまず見直したい走り方の基本

足が速くなるコツを小学生が身につけるには、細かいフォームを一度に直すより、姿勢、腕振り、一歩目、接地、最後まで走り切る意識を順番に見直すことが大切です。

「運動会までに少しでも速く走りたい」「50m走でタイムを縮めたい」「走り方がぎこちない」と感じる場合でも、いきなり走る量を増やす必要はありません。まずは、今の走り方でスピードを失っている場所を見つけましょう。

この記事では、小学生が取り入れやすい足が速くなるコツを、家庭でも確認しやすい形で整理します。

この記事の結論

小学生がまず見直したいコツは、次の5つです。

  • 上体を後ろに逸らしすぎない
  • 腕を前後に振る
  • 最初の一歩を前へ出す
  • 足を身体より前に出しすぎない
  • ゴール前で力みすぎない

どれも特別な道具がなくても確認できます。ただし、速く走らせようとして注意点を増やしすぎると、子供は身体が固まりやすくなります。1回の練習では1〜2個に絞りましょう。

コツ1:上体を後ろに逸らしすぎない

走るときに上体が後ろに逸れると、足だけで前へ進もうとして動きが重くなります。特にスタート直後に身体が起きすぎると、一歩目が前に出にくくなります。

家庭では「胸を張って走って」よりも、「頭から腰までをまっすぐにしよう」「少し前へ進む感じで走ろう」と伝える方が分かりやすいです。

スクールの現場でも、速く走ろうとして上を向いたり、腰が引けたりする子は少なくありません。姿勢が整うだけで、足の回転や腕振りがしやすくなる場合があります。

コツ2:腕を前後に振る

腕振りは、走るリズムと身体の安定に関わります。腕が横に流れると、上半身も左右にぶれやすくなります。

肘を軽く曲げ、肩に力を入れすぎず、前後にリズムよく振りましょう。声かけは「腕を速く振って」より、「前後に振ろう」「肩の力を抜こう」「顔の前で腕が交差しないようにしよう」がおすすめです。

コツ3:最初の一歩を前へ出す

かけっこや50m走では、最初の一歩目が大切です。スタートで身体が遅れると、その後に頑張っても追いつきにくくなります。

家庭では、手拍子に合わせて一歩だけ出る練習から始められます。5メートル程度の短い距離で、合図に反応して前へ出る感覚を確認しましょう。

周りに物がない広い場所で行い、滑りやすい床では走らないようにしてください。回数は5本程度でも十分です。疲れて一歩目が雑になる前に終えることが大切です。

コツ4:足を前に出しすぎない

「大股で走れば速くなる」と思われがちですが、足が身体より前に出すぎると、着地の瞬間にブレーキがかかりやすくなります。

小学生の場合は、ストライドを無理に広げるより、身体の下に近い位置で地面をとらえ、テンポよく足を入れ替えることを意識しましょう。

その場ジャンプや小さなスキップは、地面に力を伝える感覚をつかむ練習になります。ジャンプでは高く跳ぶより、姿勢を崩さずリズムよく行うことを優先してください。

コツ5:最後まで走り切る

運動会や50m走では、ゴール前で力んだり、横を見たり、手前でスピードを落としたりすることがあります。

「ゴールで止まる」のではなく、「ゴールの少し先まで走る」意識を持つと、最後まで動きが続きやすくなります。保護者の声かけも、「負けないで」より、「最後まで前を見よう」「ゴールの先まで走ろう」の方が具体的です。

コツを走り方全体につなげる

足が速くなるコツは、単独で覚えるより、走り方全体の中で使えるようにすることが大切です。

姿勢、腕振り、一歩目、接地、最後まで走る意識がつながると、かけっこや50m走だけでなく、サッカー・バスケ・野球などの球技での動き出しにも役立つ場合があります。

足を速くする全体像は、こちらの記事で詳しく整理しています。

キャスクで見ているポイント

キャスクスピードトレーニングでは、走り方の一部分だけでなく、スタート、腕振り、姿勢、止まる・曲がる動き、反応、バランスを総合的に確認します。

同じ「足が遅い」に見えても、原因は子供によって違います。上体が後ろに逸れる子、腕が横に流れる子、一歩目が遅れる子、接地で沈み込む子など、動きの癖を見たうえで優先順位をつけることが大切です。

参考:キャスクスピードトレーニング公式HP

よくある質問

Q. 足が速くなるコツは小学生でもすぐ意識できますか?

意識できるものもあります。まずは、腕を前後に振る、上体を後ろに逸らさない、最初の一歩を前へ出すなど、分かりやすいコツから始めましょう。

Q. 速く走るコツを一度に全部教えてもよいですか?

一度に多く教えると動きが固まりやすくなります。1回の練習では1〜2個に絞り、できた動きを具体的に褒める方が続けやすいです。

Q. 家で練習しても変わらない場合はどうすればよいですか?

本人の頑張りではなく、どこでスピードを失っているかが見えていない可能性があります。専門スクールで姿勢、腕振り、接地、一歩目を確認すると整理しやすくなります。

まとめ

足が速くなるコツは、特別な裏ワザではありません。姿勢、腕振り、一歩目、接地、最後まで走る意識を、子供が分かる言葉で一つずつ整えることが大切です。

走る量を増やす前に、まずは短い距離でよい動きを確認しましょう。家庭で見えにくい癖がある場合は、専門スクールで実際の動きを見てもらうことも選択肢になります。

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