「ゴールデンエイジを過ぎたら運動神経は伸びないのでは」と不安に感じる保護者の方もいます。
結論として、遅いと決めつける必要はありません。年齢によって取り組み方は変わりますが、高学年からでも、姿勢、一歩目、腕振り、止まる・曲がる動き、反応、バランスなど見直せる要素はあります。
過ぎたら終わりではない
ゴールデンエイジは、子どもの動きの習得を考えるうえで便利な目安です。ただし、年齢だけで可能性を決める言葉ではありません。
高学年になると、低学年よりも説明を理解しやすくなります。「なぜ上体が後ろに逸れると進みにくいのか」「なぜ止まってから次の一歩が大切なのか」を理解しながら練習できることは、高学年の強みです。
高学年で見直したい動き
| 見直す動き | よくある癖 | 声かけ例 |
|---|---|---|
| スタート | 身体が後ろに残る | 最初の一歩を前に出そう |
| 腕振り | 横に振れて身体がぶれる | 腕は前後に振ろう |
| 減速 | 止まると身体が流れる | 止まってから次へ動こう |
| 方向転換 | 足だけが先に出る | 身体ごと向きを変えよう |
| 反応 | 合図から一歩目までが遅い | 見たらすぐ一歩出そう |
スクールの現場でも、高学年の子は自分の癖を理解できると変化を目指しやすくなります。大人が一方的に直すのではなく、本人が納得できる言葉で伝えることが大切です。
家庭で行うときの安全注意
高学年になると体格も大きくなり、動きの力も強くなります。家庭練習では、周りに物がない広い場所で、短い距離から始めましょう。
止まる・曲がる練習では、膝が内側に入りすぎないか、着地で大きくふらつかないかを見ます。痛みや強い違和感がある場合は無理に続けず、必要に応じて専門家や医療機関に相談してください。
キャスクで見直せること
キャスクでは、高学年の子にも、走り方、一歩目、止まる・曲がる動き、反応、バランスなどを分けて確認します。サッカーやバスケ、野球などで「動き出しが遅い」「切り返しで遅れる」と感じる場合も、実際の動きから課題を整理できます。
高学年から見直しやすいポイント
高学年になると、体格差や競技経験の差が出やすくなります。そのため、「もう遅い」と感じる保護者もいますが、動きの見直しは高学年からでも可能です。
特に見直しやすいのは、スタート姿勢、腕振り、目線、一歩目、止まる姿勢、方向転換です。スクールの現場でも、上体が後ろに逸れている子、腕が横に振れている子、止まるときに身体が流れる子は少なくありません。こうした癖は、力の強さだけではなく、身体の使い方を知ることで変化を目指せます。
高学年の練習で大切なこと
高学年では、ただ遊ぶだけでなく、目的を少し言葉にして練習することができます。「今日は一歩目」「今日は止まる姿勢」「今日は左右への切り返し」のようにテーマを絞ると、子ども自身も変化を感じやすくなります。
一方で、焦って練習量を増やしすぎるのは避けたいところです。疲れて姿勢が崩れた状態で反復すると、雑な動きが癖になる場合があります。短時間で集中し、痛みや強い違和感があれば中止してください。
保護者ができるサポート
高学年の子どもは、周囲と比べられることに敏感になる時期でもあります。「遅いから練習しなさい」と言われるより、「一歩目だけ見てみよう」「止まり方を少し変えてみよう」のように、課題を小さく分けた方が前向きに取り組みやすくなります。
家庭では結果よりも、練習前後で動きがどう変わったかを一緒に確認してみてください。変化が小さくても、本人が気づけると継続しやすくなります。
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よくある質問
ゴールデンエイジを過ぎたら遅いですか?
遅いと決めつける必要はありません。高学年からでも、姿勢、一歩目、腕振り、止まる・曲がる動きなどは見直せます。
高学年から足を速くするには何を見ればよいですか?
まずは短い距離で、上体が後ろに逸れすぎないか、一歩目が前に出ているか、腕が前後に振れているかを見ましょう。
スクールに通う意味はありますか?
あります。高学年は自分の動きを理解しやすくなるため、専門的に癖を整理してもらうことで、次に取り組むポイントが分かりやすくなります。
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