ゴールデンエイジのスピードトレーニングとは?小学生の足を速くするために大切な考え方

ゴールデンエイジのスピードトレーニングで大切なのは、走り込みや筋トレの量を増やすことではありません。小学生の発達段階に合わせて、短い距離で良い動きを経験することです。

運動会のかけっこ、50m走、サッカーやバスケの一歩目を考えると、速く走れるようにしたいと感じる保護者の方は多いでしょう。ただし、疲れるまで走らせるより、姿勢、一歩目、腕振り、止まる・曲がる動きを整える方が、身体の使い方を覚えやすくなります。

スピードトレーニングは走り込みではない

小学生のスピードトレーニングでは、長い距離を何本も走ることより、短い距離で良い動きを確認することが大切です。

疲れた状態でダッシュを繰り返すと、腕が横に振れる、上体が後ろに逸れる、足が前に出すぎてブレーキがかかるなど、速く走りにくい癖が出やすくなります。

スクールの現場では、「速く走ろう」と力むほど肩に力が入り、足音が大きくなる子もいます。指導では「速くより、まず姿勢を崩さず動こう」「最初の一歩を前に出そう」と声をかけ、短い距離で確認します。

ゴールデンエイジ期に見たい4つの力

見たい力 内容 練習例
一歩目 合図に反応して前へ出る 5mダッシュ
姿勢 上体が後ろに逸れすぎない 短い加速走
リズム 腕と脚を連動させる スキップ
止まる・曲がる 球技で次の動きへ移る 走って止まる、ジグザグ走

直線のスピードだけでなく、止まる・曲がる・反応する力も一緒に見ることで、球技全般に活きるスピードにつながりやすくなります。

家庭でできる練習と安全上の注意点

家庭では、5メートルダッシュ、スキップ、色タッチ、ボールを転がして追いかける、目印まで走って止まる練習などが取り入れやすいです。

安全面では、周りに物がない広い場所で行い、滑りやすい場所や段差のある場所は避けましょう。最初は5〜10メートル、2〜3本程度から始め、疲れてフォームが崩れる前に終えます。膝が内側に入りすぎる、止まるときに大きくふらつく、痛みや強い違和感がある場合は中止してください。

スクールで確認したいこと

スピードトレーニングのスクールを選ぶときは、タイムだけでなく、子どもの動きをどう見てくれるかを確認しましょう。

たとえば、一歩目が前に出ているか、腕が前後に振れているか、止まるときに身体が流れないか、方向転換後に次の一歩が出るか。こうした点を見てくれると、運動会だけでなくサッカー・バスケ・野球などにもつなげやすくなります。

速く走る力を球技へつなげる

ゴールデンエイジ期のスピードトレーニングでは、直線のスピードだけでなく、球技全般に活きる動きへつなげる視点が大切です。サッカーでは相手の動きに反応して一歩目を出す場面があります。バスケでは止まる、切り返す、再加速する場面が多くあります。野球では走塁や守備で、短い距離を素早く動く力が求められます。

そのため、練習では「速く走る」だけでなく、「良い姿勢で構える」「合図に反応する」「一歩目を前に出す」「止まった後に次へ動く」といった要素も見ます。スクールの現場でも、タイムが伸び悩む子は、脚の回転だけでなく、スタート姿勢や腕振り、接地のリズムに課題があることがあります。

家庭練習でやりすぎないために

家庭で短いダッシュやジャンプを取り入れる場合、毎日限界まで行う必要はありません。疲れて姿勢が崩れると、かえって雑な動きが身についてしまうことがあります。

目安としては、短い距離を数本、余裕を持って終えるくらいから始めます。床が滑らない場所、周りに物がない場所を選び、膝が内側に入りすぎないか、着地で大きくふらつかないかを見ます。痛みや強い違和感がある場合は、その日の練習を中止してください。

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よくある質問

ゴールデンエイジのスピードトレーニングでは何をしますか?

短い距離で一歩目、姿勢、腕振り、止まる・曲がる動きなどを確認します。走り込みの量を増やすより、良い動きを短く経験することが大切です。

毎日ダッシュをした方がよいですか?

毎日たくさん行う必要はありません。疲れてフォームが崩れる前に終え、痛みや違和感がある日は休みましょう。

サッカーやバスケにも役立ちますか?

役立つ場合があります。球技では直線スピードだけでなく、一歩目、反応、止まる・曲がる動きが必要になるためです。

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